|
|
|
|
| |

|
|
「ワンルームカフェ」は近年区画整理によって整備された比較的ゆったりとした区画で戸建住宅やアパート、クリニック等が展開する地域にあり、ヤマボウシの並木歩道に面している。 オーナーとは、候補地選定の段階から多くのディスカッションを重ねたこともあって、初めてこの計画地を訪れた時点で、ほぼ現在のイメージがたち上がった。 それは、配置計画やおおよそのヴォリーム、開口部の採り方等であり、それらは最後まで検証を重ねつつ維持されることとなった。
具体的には、全体を2層分のヴォリュームをもった「クロイハコ」とした上で、そのハコが浮きあがったように低部にのみ連続した開口部を設ける。さらに、その開口部の周り=歩道や駐車場との間には緩やかな起伏を持った緑地帯を設け、内部空間と道行く人々や車とのゆるやかな関係性を確保する。といったものである。
このスリット状の開口部は、外部からは一見すると内部全体が見渡せるようでありながらも、低部のみに限定されているため、天井高4.5mの高さをもった内部空間のヴォリームを際立たせることとなっている。
内部はオープンキッチンを中心としたひとつながりの空間のなかに、各々に異なるイメージを与えつつ、それらが共鳴しあうことによって、全体でひとつながりのシーンを演出することを意図している。
これらの空間はごく一般的な木造の在来軸組み工法によって実現されており、柱や筋交い、ブレース等の形状や配置は、スカイライトやハイサイドライトなどの開口部とともに、慎重に相互の関係性を検証した上で決定されている。
オーナーはすでに2軒のイタリアンを中心とした店舗を経営しており、今回の計画ではカフェスタイルとして既存店との差別化を図るとともに、ベーカリー・スウィーツ部門を充実させるために専用のキッチンを併設している。
ここを訪れる人々にとって居心地の良い「PLUS ONE」の場となることを願っている。
所 在 地 |
: 群馬県太田市南矢島671-1 |
用 途 |
: カフェレストラン |
敷 地 面 積 |
: 1640u |
建 築 面 積 |
: 342.03u |
延 床 面 積 |
: 342.03u |
主 要 構 造 |
: 木造平屋建 |
竣 工 |
: 2006年12月 |
|
 |
|
|
|
|
|