天井スライド窓を閉めた状態

障子の骨組で天井スライド窓

古い建物のリフォームの場合、一気に解体せず事前の入念な調査によってリフォーム後の建物で生かせるパーツを探しておくことが大切です。

養蚕農家のリフォームでは、屋根を支える力強い木の骨組みが1階の玄関や2階の個室から見えるのが魅力ですが、特に個室場合、そのまま吹き抜けとしておくとエアコンが効きにくいほどの大きな空間となり経済的ではありません。

そこで、そのままだと吹き抜けてしまう2階の寝室と子供部屋には、もともと1階で使われていた古い障子の骨組みを再利用した天井スライド窓を製作して、木の骨組みを感じる吹き抜けモードと、エアコンの効きを良くする天井モードを選べるようにしてあります。

部屋にある紐を手動で引くと、天井スライド窓がゆっくり動きます。春や秋など季節の良いときには開けて、夏と冬は閉めてエアコンの効きを改善、もちろん途中で止ることも可能な室内窓になりました。開閉機構には市販のブラインド用の金具などを用いています。

高林の家_蚕農家のリノベーション詳細